【白菜・サントウサイ】売れ残り苗でも育つ!種まきから収穫・防寒まで解説!

【白菜・サントウサイ】売れ残り苗でも育つ!種まきから収穫・防寒まで解説!

白菜を結球するためには、ある程度以上の葉の枚数が必要で、少ないと低温にあたって生育が止まってしまいます。
その為、種まきの時期がとても大切で、夏の終わりから初秋に行います。

直接畑に種をまくと、たいへん病害虫の被害を受けやすいので、苗を育ててから畑に植え付けた方がいいでしょう。

ようこさん
ようこさん

2人暮らしだから、いくつかあれば十分かな・・・

としおさん
としおさん

それなら苗を購入した方が安くて速いかもしれないね

ようこさん
ようこさん

我が家は売れ残りの苗を50円で購入しました

白菜を育てるポイント

白菜は冷涼を好みます。
結球温度は15℃~16℃。温度が上昇していく春よりも秋から冬にかけて収穫する栽培の方が育てやすいでしょう。
また土壌水分の過剰が弱い為、土壌の水はけをよくすることも大切です。
有機物を施すことで改善されやすいです。

この記事を読めば白菜の種まきから育て方まで画像を交えながら解説しています。
冬の鍋に必用な白菜を是非いっしょに楽しみながら作りましょう。

白菜の種まき

  1. 霜が降りる前に葉数を増やすため、種まき時期が大切です。関東なら8月中旬~9月上旬がおすすめです。
  2. ポットに土を入れて種をまきます。市販の培養土を使うと便利です。
  3. 直径5cm、深さ1cmの穴を掘ります。
  4. 5~6粒まきます。
  5. 5㎜覆土(ふくど)します。
  6. 乾燥や害虫を防ぐために、寒冷紗をかけると更に良いでしょう。
  7. 4~5日で発芽します。
  8. 生育に従って間引きます。1回目は本葉が2枚。2回目は本葉が4~5枚の時です。

2週間前に土作りを行う

①土をアルカリ性にするために、2週間前に苦土石灰を散布しましょう。

ようこさん
ようこさん

日本は雨が多いので土も酸性にかたむくよ

としおさん
としおさん

多くの野菜は弱酸性を好むんだよ

苦土石灰・・・1平方メートル/150g

苦土石灰を散布したら1週間おきます。

②1週間前に施肥をまきます。

堆肥・・・1平方メートル/3kg

化学肥料・・・1平方メートル/150g

施肥をしたら1週間おき、よく耕します。

苦土石灰と肥料を同時にまくのは避けましょう。
同時にまくと化学反応を起こし肥料の効き目が低下します

畝作りと植え付け

畝を作ります。

ポットまきの間引き方

  1. 子葉が展開したら3~4本立ちにします。
  2. 本葉2本で2本立てにします。
  3. 本葉4~5本で定植します。(2本立ちのまま定植) ★定植前日にしっかりと水をまきます。この作業を行うことで崩れにくくなります。
  4. 本葉6~7本で1本立ちにします。

直まきの間引き方

  1. 子葉が展開したら3~4本立ちにします。
  2. 本葉2本で2本立てにします。
  3. 本葉6~7本で1本立ちにします。 

としおさん
としおさん

我が家は売れ残りの苗を50円で購入

ようこさん
ようこさん

さて育つのか実験してみましょう
2022/09/27

としおさん
としおさん

定着しました
2022/10/3  

追肥

1本立ちに間引いた後、化学肥料を株の周囲にまきます。・・・1握り(50g)
株元には肥料がかからないように注意しましょう。

株がグラグラするのを防ぐため、株元に土寄せを行います。

2週間おきに、この作業を行います。

●早く葉を増やすために、即効性の液肥を与えて土寄せするのもいいでしょう。

結球が始まると、急速の肥料を吸収するようになるので、肥料切れしないように注意しましょう!

としおさん
としおさん

50円の苗も大きくなりました

2022/10/16

収穫

手で押さえて、固くしまっていたら収穫できます。
早種なら60日前後、晩生種で100~120日前後です。

ようこさん
ようこさん

無農薬で育てました

2022/11/19

防寒

真ん中を外葉で包み、上を紐で縛っておくと畑で保存できます。
この形で霜や寒さから守り、長く畑で保存できます。

としおさん
としおさん

防寒対策でまきました
2022/12/17

白菜の栄養

白菜はとっても低カロリーですが食物繊維が豊富な野菜です。
更にビタミンC、カリウム、カルシウム、葉酸も含まれています。

ようこさん
ようこさん

50円の苗でも立派に育ちました

白菜の育て方のまとめ

  • ポットに土を入れて種をまきます。  深さ1cmの穴 ⇒5~6粒 ⇒ 5㎜覆土(ふくど)
  • 生育に従って間引きます。1回目は本葉が2枚。2回目は本葉が4~5枚の時です。
  • 2週間前に土作りを行う
  • 畝を作る
  • 植え付けを行う
  • 追肥を行う
  • 固くなったら収穫ができる