

パプリカ・ピーマン・カラーピーマンは似てるけど違いは何?
育て方は同じなのかな?

初心者の方でも分かるように説明していくね
パプリカ・ピーマン・カラーピーマンの違いや栽培手順・育て方など家庭菜園初心者向けに、写真やイラストを交えて説明しております。
品種によってたくさん採れるので、上手に楽しみながら育てていきましょう!

ピーマン・カラーピーマン・パプリカの違い
ピーマン | ナス科 | トウガラシ属 | 未成熟を収穫 |
カラーピーマン | ナス科 | トウガラシ属 | 完熟を収穫 |
パプリカ | ナス科 | トウガラシ属 | カラーピーマンの大型・肉厚の品種 |

どれもほとんど同じなの?

品種や収穫時期が違うだけなんだよ
パプリカ・ピーマン・カラーピーマンの栽培方法・育て方は同じです。
畑の準備・土作り
連作障害が出やすいので、ナス科を育てた場所は2~3年は開けましょう
苗を植える2週間前に苦土石灰を撒く

1平方メートルあたり150g(3握り)
苦土石灰を撒いたら1週間は開けましょう。
苗を植える1週間前に堆肥・元肥

苦土石灰と肥料を同時に撒くのは避けましょう。
同時に撒くと化学反応を起こし肥料の効き目が低下します。
畝立て
管理がしやすいように1条植をします。

苗を購入
パプリカ・ピーマンの種まきは寒い時期に始めます。
ハウスなど長期の温度管理が必要になるので、家庭菜園の方は苗の購入をおすすめします。

4月の下旬頃には苗が店頭に並びます
良い店・良い苗をしっかり選びましょう
苗の植え付け
前日にはたっぷり水を与えて、根が崩れないようにしましょう
苗のポットを外したら、根を崩さないように植えましょう。

植えたら水をたっぷり与えてね
茎も細く風に弱いので支柱を立てます。

★画像はトマトです
支柱立て
主茎が伸びてきたら3本立てにします。

摘花・整枝


なぜ1番花を摘み取るの?

1番花が咲く頃はまだ苗が育っていないからだよ
茎は次々と伸び増えてきます。
茎が増え続けると風通しも悪くなり、実が付き過ぎて幹が弱ってきます。
間引いたり、内側に伸びるような茎は摘芯しましょう。
追肥
植え付け2週間後に1回目の追肥を株元に行います。
収穫が始まったら2週間ごとに行いましょう。
収穫
ピーマンは開花から20日前後
パプリカは開花から50日前後で収穫できます。
カラーピーマン・パプリカは緑の状態から完熟するまで待ちましょう。
食べる時期は未熟でも完熟でも選びません。

緑・黄色・オレンジ・赤、何色でも大丈夫!

完熟を置き過ぎるとシワになって光沢もなくなるよ
置き過ぎには注意しよう!
パプリカ・ピーマンの育て方 まとめ
- パプリカ・ピーマン・カラーピーマンの違いは収穫時期と品種
- 2週間前に苦土石灰を撒く
- 1週間前に堆肥・元肥を撒く
- 畝立て(1条植・幅70cm)
- 良い苗を購入する
- 支柱を立て植え付けをする
- 摘花・整枝をする
- 追肥を植え付け2週間後から行う
- 好みで収穫を行う