【簡単】ソラマメ・お多福豆の土作りと育て方・栽培方法!定年退職後は家庭菜園!

【簡単】ソラマメ・お多福豆の土作りと育て方・栽培方法!定年退職後は家庭菜園!

冷涼を好むソラマメの生育適温は15~20℃です。
耐寒性がありマイナス5℃まで耐えてくれる冬の育てる野菜です。

ようこさん
ようこさん

ソラマメとお多福豆は同じ豆?

としおさん
としおさん

関西ではお多福豆と言われているんだよ。
サヤが空を向いているからソラマメ(空豆)という名前が付いたんだ!

ようこさん
ようこさん

ソラマメの栽培方法が分からないけど・・・

としおさん
としおさん

大丈夫だよ!初心者でも分かるように解説していくね

ソラマメ栽培ポイント

●耐寒性がある幼苗期はマイナス5℃まで耐えてくれますが、伸長が始まると霜害に耐えられません。
●酸性に弱いので苦土石灰をしっかりまきましょう。
●土壌は重い土が適しています。
●連作を嫌うので2~3年はあけましょう。
●栽培期間は長いですが、旬の期間は短い作物です。収穫のタイミングを逃さないようにしましょう。
●アブラムシの被害をうけやすいので、寒冷紗をおすすめします。

この記事を読めばソラマメ・お多福豆の土づくりから栽培方法まで図を交えながら解説していきます。
栄養価もあり健康食品であるソラマメを一緒に育てていきましょう。

畑の準備・土づくり

種をまく2週間前に苦土石灰をまきます。


酸性を嫌うので多めにまきましょう。
また日当たりを好むので、場所も考えましょう。

1平方メートルあたり200g(2握り)
苦土石灰をまいたら1週間おきます。

②1週間前に追肥を行います。

苦土石灰と肥料を同時にまくのはさけましょう。
同時にまくと化学反応をおこし、肥料の効き目が低下します。

種まきと間引き

苗を購入して畑に植える方はこちらをクリックしてください。

種まき

アブラムシの飛行から守るために、シルバーマルチをかけましょう。

おはぐろを横か斜めしたにして種をまきます。
1週間くらいで発芽します。

種まき直後はカラス・鳩などの鳥類が種を食べてしまうことがあります。
不織布でべた掛けして種や芽を守ります。

雨に弱いので、本来は苗から育てる方が良いでしょう。

間引く

本葉1~2枚のころに間引き、1か所1~2本立てにします。

草丈10cmくらいで冬越しをさせるのが良いでしょう。

としおさん
としおさん

本葉6~7枚より大きくなると寒さに弱くなるよ

ようこさん
ようこさん

それ以上葉が増えたら、大きくならないように摘芯してね

苗を購入して育てる(初心者におすすめ)

ホームセンターや園芸店で苗から購入して育てることもできます。
初心者の方や畑が小さい方はまず苗から育てることで慣れていきましょう。

苗の選び方 ポイント

●草丈が短い
●節間狭い
●本葉3~4枚
●育ちすぎていないもの

ソラマメの苗は小さい状態で冬を越すのがベストです。
冬に根をグングン伸ばして春にぐいぐい大きくなるといったイメージです。

越冬時に大きく育った株は耐寒性が弱いので、無理に早まきしなくても大丈夫です。

苗の植え方のポイント

①植え付けの前日にポットに水をあげておく(ポットから取り出しやすい)
②畝にポットと同じ大きさの植穴を30cm~40cmの間隔で作る
③植穴に苗を植えつけて根本に土を寄せる
④土をのせ軽く押さえる
⑤たっぷり水を与える
⑥寒さ・鳥対策のため根本に藁を敷き、寒冷紗を作る

追肥・間引き

追肥

1月下旬と3月下旬に追肥を行います。

ようこさん
ようこさん

化学肥料20gをまきましょう

としおさん
としおさん

肥料が不足すると、葉が黒くなったり、黄色になるよ

間引き

主軸をまず切ります。
主軸を残してしまうと、主軸を中心に栄養が渡ってしまいます。
脇芽を6~8本残します。
主軸が生えていた真ん中、中心に土を盛ります。
この作業を行うことで、わき芽が広がった状態で上に伸びてきます。
また、風通しも良くなり合成も良い状態になります。

としおさん
としおさん

沢山脇芽を残すと実が大きくなりません

アブラムシ対策

ソラマメにはアブラムシがたくさんきます。
アブラムシは針状になった口を食物に刺して体液を吸ってしまう為、
早めの対策が必要です。

ようこさん
ようこさん

農薬は使用したくないよ

としおさん
としおさん

油と食用洗剤を数滴混ぜて噴霧してください
アブラムシを窒息させて退治する事ができます!!

収穫

実が膨らんで、上を向いていたサヤが下を向き
背筋が黒くなり光沢が出てきたら収穫です。

ソラマメの育て方まとめ

  • 2週間前に土づくりを行います。  1平方メートルあたり200g(2握り)
  • 1週間前に追肥を行います。  堆肥2kg 化学肥料50g
  • 畝を作り、アブラムシの飛行から守る為に、出来ればシルバーシートを敷きます。
    (縦10cm 横60cm)
  • 種はおはぐろを下にしてまきましょう。
  • 1月下旬と3月下旬に追肥を行いましょう。
  • 間引きは最初に主軸をとり、残りは脇芽を5~6本残します。
  • 実が膨らんで、上を向いていたサヤが下を向き
  • 背筋が黒くなり光沢が出てきたら収穫です。