
簡単・解決に有機肥料をの基本と種類を初心者向けにまとめました。
N(窒素)・P(リン酸)・K(カリ)は肥料三大要素と言われています。
N(窒素):葉や茎
P(リン酸:花や実
K(カリ):根や地下茎
堆肥(たいひ)

N(窒素) | P(リン酸) | K(カリ) |
0.6 | 0.3 | 0.5 |
特徴
土壌改良のために使用する。
窒素分がほとんど含まれていない。
大きく分けて【植物質堆肥】と【家畜糞堆肥(生ゴミ堆肥)】がある。
使い方
作付け前の土作りで使用する
鶏糞

N(窒素) | P(リン酸) | K(カリ) |
3~4 | 5~6 | 2~3 |
特徴
リン酸が豊富。
実の付きが良くなる。
元肥にむいている。
使い方
元肥として使用する場合は、作付け1週間前に散布。
即効性があるので使用量に注意。
石炭(カルシウム)を多く含むので、土作りの際の石灰資材は不要。
牛糞

N(窒素) | P(リン酸) | K(カリ) |
0.5 | 0.4 | 0.2 |
特徴
土壌を改良するのが目的。
野菜を植えつける前に使用する。
土壌の保水性と保肥性がアップする。
土壌改良で使用するときは、パーク肥料や腐葉土などの植物性堆肥を合わせて使用すると良い・
使い方
地表に散布して混ぜ込む。
石灰資材を同時に使用しない。(石灰資材に含まれるカルシウムが化学反応を起こしてしまう)
米ぬか

N(窒素) | P(リン酸) | K(カリ) |
2 | 4~6 | 1.2 |
特徴
土壌微生物の活動を活性化させる。
リン酸の含有量が多い。
「脱脂こめぬか」と「生こめぬか」がある
使い方
【脱脂こめぬか】:元肥として作付け2週間前に施し混ぜる。
【生こめぬか】:脂肪を含み分解が非常に遅い。水をはじくので土の中で塊やすい。堆肥やぼかし肥を作る時の「発酵促進剤」として使用できる。
骨粉

N(窒素) | P(リン酸) | K(カリ) |
4 | 17~20 | 0 |
特徴
リン酸を多く含む有機質のリン酸肥料。
効果がでるのはよっくり時間が書かる。
使い方
効果が出るまで時間がかかる為、作付け1か月前から土によく混ぜ合わせる。
ぼかし肥に混ぜ込ませれば、他の有機物が発行され吸収が良くなる。
油粕

N(窒素) | P(リン酸) | K(カリ) |
5~7 | 1~2 | 1~2 |
特徴
リン酸が豊富。
実の付きが良くなる。
元肥に利用する。
効果が表れるまで時間がかかる。
分解の過程で有機酸やガスが出る。
使い方
作付けの2〜3週間前に散布して土によく混ぜる。
ぼかし肥

N(窒素) | P(リン酸) | K(カリ) |
5 | 4 | 1 |
特徴
米ぬか・油粕など他の有機物をブレンドし発酵たもの。
ブレンドする材料により成分が変わる
使い方
ミネラルがたっぷり。
万能有機肥料で土が豊かになる。
草木灰

N(窒素) | P(リン酸) | K(カリ) |
0 | 3~4 | 7~8 |
特徴
主成分はカリ。
主に元肥に使用するが即効性もあるので追肥にも使用できる。
使い方
油粕や魚粉はカリが少ないため補うために使用。
石灰を含むので土壌改良に使用する